子どもが小さいときは、栗の渋皮煮や笹だけのたけのこご飯、よもぎだんごなど、季節の料理もそれなりに作っていたんです。でもここ数年、渋皮煮は手間がかかるので敬遠していました。今年は、JAで500g1袋280円(小粒)〜500円(大粒)で売っていました。気合を入れて、3袋購入し、いざ!
栗を冷凍してから鬼皮を剥く!
鬼皮を簡単に剥く方法が、ユーチューブにもたくさん挙がっています。どの方法が良いのか、いろいろな動画を見て、今年は、冷凍してから剥く方法でやってみました。
- 栗を冷凍する。
- 10個くらいずつ水に入れ、一個ずつ取り出して中が冷凍のまま剥いていく。
- 頭のてっぺんの部分を、ほんの少しだけハサミで切る。
- 切った部分から、フォークを鬼皮と栗の隙間(平らな面)に入れて、ベリっと剥がしながら剥く。
この方法は、今回始めて採用した方法でしたが、なかなか剥きやすきかったです。帰ってきていた娘2と一緒に作業をし、3袋、1500gの栗を、1時間半で剥き終わりました。
2回目に一人で剥いたときには、1000gの栗を1時間で剥き終わりました。
ただ、この方法は、風味が落ちるので渋皮煮には向かないと言っている方もいました。
渋皮煮にする動画、ありすぎて迷う…手軽に重曹で!
渋皮煮にする動画を見ると、どれも微妙に作る工程が違い、どの方法で作るとよいか迷いました。
渋を抜く方法は
- 重曹小さじ1を入れて10分煮る。✕3回→水だけで煮て重曹を抜く。(1〜2回)
- 重曹小さじ3分の1 以下は上記と同じ。
- 重曹小さじ3を入れて30分煮る。→以下同じ。
- 2Lの水に10gの重曹で10分煮る。✕2回→以下同じ
- 水1Lに対して油を40cc入れて30分煮る。✕2回→以下同じ。
- ただの水で30分煮る✕3回→一晩水にさらす。→以下同じ。
いろいろな方法がありましたが、一番上又は二番目のやり方(栗の重量によって変える)が、簡単かつ覚えやすく、今後はこれでいいかな〜と思っています。
渋皮の掃除
重曹で渋抜きをするたびに、指で擦ったり、竹串で擦ったり、繊維のような太い筋を取り除いたりします。ここが一番面倒なところで、いい加減になってしまうと渋皮が黒く手厚い出来上がりになってしまいます。(下の写真は、もっとお掃除しないとダメな例でした…)それでも十分美味しいですが。
砂糖であじをつける
一般的には、栗の重さに対して60%の砂糖を、2〜3回に分けて入れ、弱火で20分ほど煮詰めます。仕上げにブランデーやラム酒を入れてもおいしいです。一晩おいて味を染み込ませたらできあがり!
でも、実際は40〜50%にして、あとから煮汁だけを煮詰めるやり方でやってみました。これでも、十分美味しく出来上がりました。崩れそうな栗は、お茶パックに入れて味見用に…。
保存の方法は?
◯煮沸した瓶に煮汁ごと入れて保存(更に瓶を逆さまにして煮沸すると、蓋がペコっと凹み密閉成功!)→正しく殺菌できれば6ヶ月から1年持つ。
◯冷凍する(①栗を一個一個アルミホイルで包んでジップロックへ②煮汁ごとジップロックへ)→手軽に長期保存できる。また、小分けにしておけば、解凍していつでも食べられる利点も!
2回目に作った栗は、小分けにして冷凍してみました。好きなときに何個かずつ解凍して食べられるので、とっても便利でした。手軽にできる冷凍保存、お勧めです。
栗の渋皮煮覚え書き 今後はこの方法で…
- 栗を冷凍する。
- 10粒ずつ取り出し、水につける。
- 頭をほんの少しハサミで切り、平らな面にフォークを入れて、ベリっと剥いていく。
- 重曹(栗500gに対して小さじ3分の1ほど)を入れて10分間茹でる→水をそっと入れ温度を下げ、1粒ずつやさしくこすりながら洗う。✕3
- お湯で10分茹でる。✕2
- 栗の重量の50%前後の砂糖で20分煮る。(砂糖は、2〜3回に分けて入れる。)
冷めて味が染み込んだら出来上がり。長期保存するときは、ジップロックに小分けにし冷凍保存。
次は、プレゼントするときのために、瓶での煮沸保存にも挑戦してみたいと思います。
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