娘っ子1が、いただき物のセルリーを、食べないから…という理由で、うちに持ってきました。わたしも、セルリーを買って調理したことはありません。でも、新鮮でシャキシャキで捨てるのはもったいない!そこで、セルリーの栄養や食べ方について調べると、いいことずくめではありませんか。
独特の匂いが苦手な方も多いセルリー。今回は、そんなセルリーのいいことずくめの栄養を、美味しく手軽に取る方法についてお伝えします。
セルリーの栄養 精神安定の効果もあり!
セロリには多くの栄養素が含まれています。主な成分は以下の通りです。
- カリウム:高血圧やむくみの予防に効果的。
- 食物繊維:便通を改善し、腸内環境を整える。
- カルシウム:骨の健康を支える。
- ビタミンC:肌の健康を保ち、抗酸化作用がある。
- β‐カロテンとビタミンK(葉に含まれる):免疫力の維持や血液凝固に寄与。
- アピインという精油成分(セロリの独特の香りの正体):精神を安定させる働きがある。
健康アップには、もってこいの野菜なのですね。しかも、低カロリーで、さまざまな料理に利用できるそうです。これは、なんとか美味しく調理して食べるしかない!
美味しく食べるには
まずは、クックパッドでいろいろな食べ方を調べ、茎、葉ともに一位のレシピをちょっぴりアレンジして作ってみました。すると、意外にもなかなか美味しい!これなら食べられる!そんなレシピです。
セルリーの茎の部分で「セルリーの浅漬」
<作り方>
- セルリー(茎のみ300gほど)は斜め切りで一口大に切っておく。
- ビニール袋に(塩小さじ1/2、昆布だし、砂糖、酢をすべて小さじ2ずつ)を全部入れ、混ぜておく。(※昆布だしがなかったので、かつおだしと昆布茶で代用…)
- 1のセルリーを2の袋に入れ、水分が出てくるまで良くもむ。
- 塩昆布を適量入れる。
- 水分が出てきたら、袋の空気を抜いて冷蔵庫へ。浅漬けとしてなら10分程で、食卓へ。
<食べた感想… 意外にいける!>
これが、意外にもなかなか美味しかったです。セルリーの独特のクセは、ほんの少し香るくらいになり、とても食べやすく美味しく変身しています。ちなみに、娘っ子1に食べさせたところ、「うん、いける!さっぱりして美味しい〜」とのこと。大成功〜!
合わせて食べた「セルリー入りハヤシライス」の箸休めにも、もってこいの副菜でしたよ。
一緒に作ったセルリー入りハヤシライス。
こちらは、セルリーの臭みはまったくなく、野菜の食感を感じて食べられる、美味しいハヤシライスになりました。
セルリーの葉っぱがおいしい「セルリーの葉のごま油炒め」
実は、浅漬を作るときに、この葉っぱの部分を生のまま、ちょっとかじってみたのでした。すると、「うっっっ!強烈過ぎてこれは食えん!」これが感想でした。正直、葉の部分は捨てようかなあと思いましたが、一応冷蔵庫へ…。
そして、後日、イライラやストレスに効くことがわかったことで、これは食べるべし!と意を決して調理することに…。
<作り方>
- セルリーの葉の部分のみを使う。
- フライパンにごま油をひき、セロリを炒める。
- しんなりしたら、砂糖、醤油、だしの素を小さじ1ずつ入れ、かさが減ったら白ごま小さじ1をあえて完成。(※ちょっとしょっぱかったので、醤油を控えめにすると、尚、美味しいかも。)
<食べた感想…マジック!きどさが半減>
恐る恐る食べてみると…。おお!これは…。食べられたものではなかった強烈なきどさが半減し、意外にも抵抗なく食べられる美味しい煮浸しに変身していました。
火を通すと、きどさが抜けるのでしょうね。ごまの香りがなかなか美味しかったです。
心も穏やかになってることを期待!
セルリーを美味しく食べて、身体も心も健康に!
いかがでしたか。
わたしは、これまで敬遠していたセルリーに、こんなにも多くの、健康アップのための成分が含まれていることを初めて知り、とても勉強になりました。
工夫して調理することで、美味しく手軽に、いいことずくめの効能を得ることができるということですね。食べれば身体も心も喜んでくれる、まさに一石二鳥の野菜「セルリー」。
興味のある方は、是非試してみてください。
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